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昭和短歌の精神史 (角川文庫 角川ソフィア文庫) [ 三枝昂之 ]

Item Number 21

角川文庫 角川ソフィア文庫 三枝昂之 角川学芸出版 KADOKAWABKSCPN_【ニコカド2016_3倍】 ショウワ タンカ ノ セイシンシ サイグサ,タカユキ 発行年月:2012年03月 ページ数:543p サイズ:文庫 ISBN:9784044054045 三枝昂之(サイグサタカユキ) 1944年山梨県生まれ。

早稲田大学時代に早稲田短歌会で活動、卒業後、同人誌「反措定」を創刊。

92年歌誌「りとむ」を創刊、現在発行人。

2011年6月紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部(花ひらく自由律/発端ー老父は門べに旗ふりてをり/歌人たちの国民歌/分水嶺(1)紀元二千六百年奉祝歌集/分水嶺(2)大日本歌人協会解散事件/分水嶺(3)『新風十人』/戦時下の青春/満州という幻想)/第2部(国難来る、国難は来るー歌人たちの大東亜戦争/還るうつつは想はねどー学徒たちの戦争/幾世し積まば国は栄えむー歌人たちの敗戦/草よ繁るなー短歌の中の沖縄戦/海山の嘆きー歌人たちの八月十五日/彼等皆死せるにあらずー悲歌と慟哭/斎藤茂吉日記「八月十四日ヲ忘ル丶ナカレ」考)/第3部(歌誌の戦後史/検閲、もう一つの戦争ー占領期文化1/戦犯、短歌の昭和二十一年ー占領期文化2/第二芸術論ー占領期文化(3)/傍観という良心ー戦後短歌(1)近藤芳美/生れたければ生れてみよー戦後短歌(2)宮柊二/液化するピアノー前衛短歌・塚本邦雄/占領が終わった日/終わりなき八月ー竹山広の戦後六十年) 国民歌を作詞せざるを得なかった斎藤茂吉、愛息を失った悲しみを日本最長の長歌に込めた窪田空穂。

歌人たちのありのままの生活や想いを、新聞や雑誌、個々の歌集に戻りながら再現。

一首一首を丹念に読み解くことで、彼らの内面と戦争から敗戦を経て占領期へと変遷する、時代の空気や閉塞感を浮かび上がらせる。

既存の短歌史には収まらない、著者渾身の新しい試み。

第56回芸術選奨文部科学大臣賞(評論その他部門)ほか受賞作。

本 小説・エッセイ ノンフィクション 文庫(ノンフィクション) 人文・思想・社会 文学 詩歌・俳諧 人文・思想・社会 文学 その他 文庫 人文・思想・社会

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Price 商品価格 1,404円(税込み)

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